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コスタリカ人の食生活

風土も違えば食べ物も違う。当たり前なのですが、たまに「おや?日本に近いかも」「これ、日本でも食べてる!」などもあり、そして、もちろん「こ、これは少し変わっているな・・・」というものもあり、とてもおもしろいです。
このコーナーでは、「食生活」をテーマに、お話したいと思います。
珍しい野菜・果物、コスタリカ料理の紹介、また、どんなスーパーがあるのか、どんなものがそろっているのか、たまに外食の紹介も・・・とにかく「食」に関するものであれば、1主婦の視点から、幅広くコスタリカの食生活としてご紹介、更新していきたいと思います。
一緒にコスタリカの料理を食べた気分になってみましょう。
レシピのあるものは、興味のある方はぜひ作ってみてください。おいしく頂ければ幸いですが、なにせ違う食文化を持つ国です。コスタリカを想像しながら、楽しんで食べてみてくださいね。


#1 「Gallo pinto」(ガジョ・ピント)〜コスタリカ版、お赤飯
コスタリカのHPを見たら、だいたい紹介されてある食べ物です。ひょっとすると、コスタリカ料理では、1番有名かもしれません。朝食に食べられ、多くは目玉焼き・スクランブルエッグなどの卵と、ナティージャと呼ばれるサワークリームを添えて食べます。

「Gallo pinto」(ガジョ・ピント)。初めて聞いたとき、スペイン語が全然わからない私の印象は、「発音がおもしろいなー」でした。
「Gallo」は、辞書では「雄鶏」。でも鶏肉は入りません・・・。
「pinto」は、「まだら模様」「斑点」などとあります。見た目、斑点があると言えばあるかもしれません。

さて、タイトルに「お赤飯」とありますが、なぜか。
お豆が入ったご飯だからです!色も似ている!
とはいっても、味は全然違います。
仲良しの主婦友達・ソニアに教えてもらったレシピからすると、油を使ってちょっと炒めるので、チャーハン?ピラフ?に近い感じです。


材料・作り方
分量、材料はあくまでも目安です。コスタリカの人は、分量をいちいち量っていませんし、この料理も人によって味付けが違います。コンソメを入れたり、しょう油を入れたり(こちらでもスーパーで普通にしょう油が売られており、、ソニアはしょう油を少し入れています。コスタリカ人なのにしょう油?!と思ってびっくりしました!)好みに合わせていろいろアレンジしてください。

ingredientes (4 porciones) 材料(4人分)  備考
frijoles 2taza お豆 2カップ 赤い小豆のようなものや、黒い小さなお豆。ソニアは、「ガジョピントには黒い豆の方がおいしいよ」と言っていました。コスタリカでは圧力釜でお豆を煮る家庭が多いです。お豆にタマネギやにんにくの調味料を入れて、スープ仕立てで煮ます。スープはスープで飲みます(このスープのご紹介も近いうちに)。というわけで、出来上がっている豆を使います。大変でしたら缶詰を使っても。 
arroz 3taza ご飯 3カップ コスタリカでは長細い外米です。でも日本米でもおいしかったですよ。普通に炊いたご飯を使います。ちなみにコスタリカではご飯に油とにんにく、塩など調味してご飯を炊きます。日本のように全くの白ご飯で食べることはまずありません。
cebolla cabezona 1 タマネギ 1個  みじん切り。
chile 1 赤ピーマン(パプリカ) 1個  みじん切り。こっちで日本でよくある普通の緑のピーマンはあまり見たことがありません。黄色・オレンジ色は見たことがありますが、赤ピーマンが主流です。
cilantro 1manojo 香菜(コリアンダー) 1枝 みじん切り。コスタリカ料理にはよーく使われます。コスタリカに来た初めの頃は本当に苦手でした。でも今はないと物足りないほどまでに。舌って成長するんですね。
ajo 1diente にんにく 1片 みじん切り。これもコスタリカ料理によーく使われる素材。
aceite 2cucharados 植物油 大さじ2 オリーブオイルでも大豆油でもひまわり油でも、お好きな油を。
sal al gusto 塩 適量 天然塩がいいですね。
salsa lizano al gusto ソース(リサノ社製) 適量 コスタリカ人の味、と言えばこれです。よく使われています。私が思うに、少しとろりとしていて、ソースだけどカレーの風味があり、少しすっぱい味に思います。日本にあるソースにカレー粉とお酢を混ぜた感じに思います。そのまま日本のソースを使ってもおいしくできると思いますが、ウスターソースのように、少し酸っぱめのものを使うとよいと思います。。

@大きめのフライパンに油とにんにくをいれて、弱火で軽く炒めます。
Aにんにくのいい香りがしてきたら、タマネギを炒めます。
Bタマネギに火が通ったら、中火にして、お豆を入れます。ここで、調味料を入れます。
Cお豆が温まったら、赤ピーマンと香菜を入れて、かるくかき混ぜます。
Dご飯を入れてかき混ぜます。焦げ付かないように、手早く混ぜます。
E味を見て、薄いようでしたら塩をたします。ちょうどよければ出来上がり。

お豆(乾燥)の写真 香菜・パプリカ・タマネギ ぐつぐつ ご飯をいれて 出来上がり

ひとこと

コスタリカに来た当初、これが出されたとき、お赤飯に似てるなーと思いました。
上記にもありますが、卵とナティージャを添えて食べるのですが、最初のころ、ナティージャというものを知らず、マヨネーズがかけられているのだと思い込んでいました。「コスタリカのマヨネーズって、変わった味がするんだなぁ。しかもこんなにたっぷりかけたら太りそうだな。」と思っていたら、主人にナティージャだと教わり、びっくりしたのと同時に、私の舌って当てにならないなー・・・と思いました(ちなみにマヨネーズもちゃんとあります)。
こういったお豆を使った料理は、コスタリカにたくさんあります(少しずつご紹介していきたいと思います)。
ただし、お豆を甘くした料理、お菓子は一切ありません。
「日本では小豆を甘くしたあんこというものがあって、とてもおいしいよ」と私たちが言うと、コスタリカ人のほとんどの人が顔をしかめてしまいます。
しかし、一度、私の故郷福岡県の銘菓「通りもん」(白あんを薄い小麦粉の生地で包んだお菓子です)をお土産に持っていき、コスタリカ人に食べてもらったら、「おいしい、おいしい」と食べてくれました。
いつかコスタリカにも、お豆を甘くした料理・お菓子が出来る日がくるかも知れません。

次回予告

「Pan de minuto」(パン・デ・ミヌート)のご紹介を予定しています。
コスタリカのコーヒータイムのお供です。レシピも掲載予定です。お楽しみに。



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